観光でインドを訪れる際、日本国籍の私たちが取得可能なビザは
①観光ビザ
②eツーリストビザ
③アライバルビザ
と、全部で3つあります。
それぞれ取得方法や条件に違いがありますが、その中のeツーリストビザ(事前にオンラインで申請、ETAというビザ発給承認を得てから入国審査を受けるビザ)の条件が大幅に改善されました!
インド政府は外国人観光客の数を増やし、eツーリストビザの手続きを円滑にするために、2019/03/19から観光ビザ(eツーリストビザ)と商用ビザ(eビジネスビザ)のビザ有効期間を60日間から365日間に改定したそうです!素晴らしい!
eツーリストビザの変更点
eツーリストビザの渡航目的は以下の5つです。
1.観光や知人訪問
2.短期商用
3.会議参加
4.短期の病気治療
5.短期治療付き添い
今回大幅な条件改善があったのは
1.観光や知人訪問
2.短期商用
eツーリストビザと商用ビザeビジネスビザです。
具体的な変更点は以下の通りです。
変更前 | 変更後 | |
ビザ有効期間 | 60日間 | 365日間※1、2 |
入国可能回数 | Double(2回) | Multiple(回数制限なし)※3 |
※1→有効期間はインド入国日からではなくビザ承認日からの日数です。
※2→インドでの各滞在は、それぞれ連続滞在日数180日を超えてはいけません。
※3→上記ビザ有効期間内に限ります。
変更後のeツーリストビザ(EAT)はこのように記載が変更されています。(※一部抜粋)
ご覧の通り、今まで60日間だったeツーリストビザの有効期間がなんと一気に365日間になったのです!!
観光ビザの有効期間が365日間というのはおそらく世界的に見てもかなりの好条件なのではないかと思います。すべてを調べたわけではありませんが笑
しかもビザ有効期間内であれば入国可能回数に制限なしです!!
期限内であれば何度インドを出国しても何度インドへ入国してもいいのです!インドを訪れインドが大好きになって日本に帰国したあとインドロスになってしまっても、期限内であればビザを再申請する必要なくいつでもインドに戻って来ることができるのです!素敵すぎですね(≧∀≦)
今後のインドビザの選択
eツーリストビザのビザ有効期間の改善によって、インド入国の際のビザの選択に大きな変化があると思います。
今までインドに60日を超える滞在をする予定なら「観光ビザ」を取得するしか選択肢はありませんでしたが、東京インド大使館または大阪総領事館へ出向くor書類を郵送して取得しなければいけない手間のかかる観光ビザよりも、オンラインで申請できるeツーリストビザの方が滞在期間の条件が良くなったのです。
アライバルビザやeツーリストビザは入国空港に制限があるので、それ以外の空港から入国する際は観光ビザを選択せざるを得ないですが、ビザ取得の手軽さ、滞在日数の条件を考えても今後はeツーリストビザを選択する人がかなり増えるのではないでしょうか。
徹底比較!インド旅行に必要なビザの選び方!【観光ビザ、e-touristビザ、アライバルビザ】
この記事で観光でインドを訪れる際に取得可能な3つのビザを比較していますので、ぜひご参考ください。
インドで長期滞在を考えている方々にとっては特に朗報すぎる今回のeツーリストビザの大幅改善。それ以外でもここ2〜3年でインドビザの条件がどんどん改善されているので、
“インドビザ=面倒臭い”
“インドビザ=ややこしい”
そう思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、これからもっともっと多くの方がインドに来てくれたら、そしてインドを好きになってくれたら嬉しいなと思います(≧∀≦)
eツーリストビザの取得方法はこちらから↓
その他のビザの取得方法はこちらから↓
2019年3月19日〜eツーリストビザの有効期間が60日間から365日間に改善されました!しかも入国回数制限なし!