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(2020年11月時点)。

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【インドコロナウイルス】1日の増加最多更新!出稼ぎ労働者の規制制御不能!

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インド在住 / 現地旅行会社経営 / YouTuber / 旅ブロガー / ライター 世界一周ひとり旅を含めこれまで訪れた国は72か国、350都市以上。 2016年よりインドへ移住、大好きなインドで旅行会社を設立、現在は旅行やインドに関する情報を発信しながら、eビザ代行、オーダーメイドツアー、各種チケット手配代行などの旅行サービスを提供!


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これまでインドのコロナウイルス関連のニュースは、ほぼリアルタイムでYouTube(ゆきんこチャンネル/Yukinko)より発信してきましたが、今後はできる限りこちらのブログにも情報を残していきたいと考えています。よろしくお願いいたします^ ^

この記事でお伝えすること
・インドコロナウイルス感染者数最新(全土/TOP4)
・インドコロナウイルス関連ニュースピックアップ

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インドコロナウイルス感染者数1日の増加最多更新!

インドのコロナウイルス感染者数は昨日(5/21)1日で6,088人増加、1日の増加数最多記録をまた更新しました。1日の感染者数増加が6,000人を超えたのはインドでは初となります。

インドコロナウイルス感染者数(2020/5/22 AM8:00 インド政府発表)

総感染者数→118,447人(前日比+6,088人)
現在感染中→66,330人(+2,706人)
治癒→48,534人(+3,234人)
死亡→3,583人(+148人)

感染者数が多い州TOP4

1位→マハーラーシュトラ州(Maharashtra):41,642人(+2,345人)
州人口:約1億3,000万人(2位)、州都:ムンバイ(Mumbai)

2位→タミルナードゥ州(Tamil Nadu):13,967人(+766人)
州人口:約8,300万人(7位)、州都:チェンナイ(Chennai)

3位→グジャラート州(Gujarat):12,905人(+368人)
州人口:約7,200万人(10位)、州都:アフマダーバード(Ahmadabad)

4位→首都デリー:11,659人(+571人)
人口:約1,100万人 ※デリーは連邦直轄地域です

インドコロナウイルス関連ニュースピックアップ

ウッタルプラデーシュ州:帰省した出稼ぎ労働者の感染増

ウッタルプラデーシュ州(Uttar Pradesh)はインドで最も人口の多い州です。人口約2億4千万人、日本のほぼ倍です。

ウッタルプラデーシュ州でも他州から帰省した出稼ぎ労働者のコロナウイルスの症例が増加しています。

バスティ(Basti)という州都のラクナウから約200kmほど離れた町で50人の感染が確認され、そのすべてが最近バスティにやってきた出稼ぎ労働者とのことです。先週はインド国内で感染者が1番多いマハラシュトラ州からバスティに労働者達が戻って来たところなのでより感染者が多く出ているのかもしれません。

ウッタルプラデーシュ州のコロナウイルス感染率は、州全体が2.6%なのに対し、出稼ぎ労働者の感染率は22.2%だそうです。圧倒的に出稼ぎ労働者の感染率が高いのがわかります。この現象はパーセンテージに違いがあっても、おそらく他の州でも起こっていることだと思います。

ウッタルプラデーシュ州:コロナウイルス感染者数→4,926人(前日比+321)、感染者数の多さはインド国内で7番目です。

マハラシュトラ州:ムンバイの列車駅に2,000人を超える出稼ぎ労働者が集まり大混雑


※写真:hindustantimesより

ムンバイのバンドラ駅でビハール行きの列車に乗るために2,000人を超える出稼ぎ労働者が集まって大混雑になってしまいました。

現在帰省のための特別列車に乗ることができるのは事前に登録を済ませた人のみですが、警察によると”ビハール行きの列車が出る”とういメッセージが広まると、労働者たちは荷物を持って駅に向かって歩き始めたそうです。

特別列車に乗れるのは登録済みの1,700人だけです。その人たちしか駅の中に入ることも許可されていませんが、
・列車にはまだスペースがある
・警察にお金を渡せば列車に乗れる
・もう1本別の列車が出るそれは先着順で乗れる
などという噂によって、未登録の人も含め多くの人が詰めかけてしまったようです。

このムンバイのバンドラ駅というところには4月14日、ロックダウンの1度目の延長をモディ首相が発表された時も、何百人もの出稼ぎ労働者が集まって、帰宅するための列車を要求したという事件がありました。

出稼ぎ労働者の人たちはコロナウイルスの影響で出稼ぎ先で職を失い、収入もなく1日1日を生きることに必死な人たちです。彼らにはソーシャルディスタンス、コロナウイルスの感染防止なんて考えている余裕はありません。

こんなにも人が密集した状態のところから出稼ぎ労働者は自分たちの住む町に帰省していきます。このような現象はムンバイだけではなく様々なところで起きていることです。出稼ぎ労働者の帰省により感染者数が急激に増加している州、感染率が上がっている州があるというのはこのようなニュースを目にすると当然のことだと思います。

カルナータカ州:感染者数の多い州からのエントリーを禁止

カルナータカ州はバンガロールというインドで3番目に人口が多い都市バンガロールがある州です。大都市が軒並み感染者数を増加させている中、ウイルスの拡散防止に成功している州の1つです。

そのカルナータカ州が、中央政府が“州間移動は双方の州の合意の上許可”というロックダウンシーズン4の新ガイドラインを発表したあと、

州独自に、マハラシュトラ州(現在感者数1位)、タミルナードゥ州(現在感者数2位)、グジャラート州(現在感者数3位)、ケララ州の4つの州からカルナータカ州に入ることを5月31日まで禁止することを発表しました。

カルナータカ州に帰省をしたいと考えている人たちをどうするのか、ということを含めこの発表には賛否両論がありそうですが、私は正直賢明な判断かなと思いました。感染者数の多い州から人が入ってくることは大きなリスクですし、こういう判断をする州だからこれまで感染が拡大していないのかなと思いました。

まとめ

インドのコロナウイルス感染拡大防止の大きなポイントは『出稼ぎ労働者の帰省をどのようにコントロールするか』にあると思いますが、今日ご紹介したムンバイの事例のようなことが、インド各地で起きているということは想像ができますし、とても難しいことだと思います。

引き続きインドから最新の情報をお伝えしたいと思います。

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