“旅に出よう”
そう思い立ったものの、どこへ行ったらいいんだろう?
写真集で見るような、息を飲むような、心を鷲掴みにされるような、一生忘れられない、そんな景色が見たい方へ
私の経験が少しでも役立つ情報になると幸いです(≧∀≦)
世界一周に出る!そう決めたものの、私にはこれが見たい!というものはそれほど多くはなかったです。ただ単に世界の絶景を知らなかったのです。だから出発前は世界の絶景や世界遺産などをいっぱい調べました。そしていつもワクワクしていました。
私も絶対にそこに行ってやる!絶対この目で見てやる!
それが私の元気の素、働く活力、モチベーションになっていたのです。
同じようにこの記事が誰かのワクワクにつながったら嬉しいです。このテーマはその場所へ行くまでの難易度別に書いています。すべて私が実際に訪れた場所の中からセレクトをしています。よければすべてチェックしてみてくださいね!!
・移動手段はなるべく低予算なものを選択する
※”大変さ” の中には体力的なこと、例えばそれを見るまで1時間以上歩くとかそういったことは考慮しています。その他考慮したことは気候や標高です。同じく体力的なことに直結することです。言い出したらキリがないのですが、治安も少し考慮しています。
人によって感覚の違いがあるので、これはあくまでも私の感想からのチョイスとなりますが、日本からは遠いけどそこへ行くの自体はそんなに難易度が高くないのかも!という場所だったり、難易度が高いかもしれないけどどうしてもここには行きたい!など、そんな場所を発見する場となったら嬉しいです(≧∀≦)
目次
絶景セレクト=上級編(後編)=
マダガスカル「バオバブ」
バオバブ
バオバブは主にサバンナ地方に生息する木。マダガスカルに6種、オーストラリアとアフリカに1種ずつ存在するらしい。
▶︎アクセス:バオバブが立ち並ぶ「バオバブ街道」の拠点はマダガスカル西側のMorondavaムルンダバという町。ムルンダバまでは首都アンタナナリボからタクシーブルース(マダガスカルの長距離バス)で約18時間。フライトという選択もありますが、マダガスカルは国内線がすごく高かったので私は諦めました。バオバブ街道へは現地でツアーというかジープとガイドさんをお願いするのが一般的。
▶︎なぜ上級?タクシーブルース(マダガスカルの長距離バス)での移動がキツ過ぎます!こんなこと言ったらみんな怯んでしまうかもしれませんが、世界で移動のキツイ国TOP3には確実に入ります。10時間以上ほぼ1日がかりで走るバスが、ただのミニバスでシートも狭く、リクライニングもせず、足元も狭く、ネックパッドがないなどなど、とても長距離バスとは思えない仕様、かつ途中で休憩する所のお手洗いは道端もしくは囲いがあるだけのハイレベルなものになります。お金に余裕のある方は国内線をご検討ください!
▶︎感想:ここはものすごく憧れていた場所です。写真集かカレンダーだったかなにかで見て、不思議で可愛らしいこの木がバオバブというのだと知りました。マダガスカルへ行くのは予算的にかなり迷いましたが、行ってよかったです!バオバブにはいくつか種類があって、色々な木を見るのも楽しかったですし、やっぱり有名なバオバブ街道はとても心に残る景色でした。サンセットで夕日に照らされてどんどん空とバオバブの木の色が変わっていく時間はなんとも言えなかったです。
※私が訪れたのは2015年2月です。
マダガスカル「ノシ・イランジャ」
ノシ・イランジャ
マダガスカル北部の島。イランジャケリーとイランジャベという大小二つの島からなり、干潮時に砂州が現れ2島の間を徒歩で行き来できる。
▶︎アクセス:ノシ・イランジャ行きの拠点となるのはマダガスカル北部にあるヌシ・ベという島です。ヌシ・べまでは首都アンタナナリボ→Ambanja(アンバジャ)までタクシーブルースで約18時間、アンバジャ→アンキフィ(フェリー乗り場)まではバスかタクシー。アンキフィ→ヌシ・べはスピードボートで約30分、ローカルフェリー約2時間。
▶︎なぜ上級?上記バオバブのところをご参照ください。同じ理由からです。キツかったです(^◇^;)
▶︎感想:私が今まで見た海で1番美しかったのがここです。楽園とはこういうところを言うんだろうなという場所でした。島が近づくとある一定の距離から一気に海の色が変わりました。入浴剤でも溶かしたかのようなエメラルドグリーンに目を奪われます。干潮になると2つの島をつなぐ砂の道ができるだなんてなんてロマンチックな場所!行くのは大変ですが、ぜひ訪れてほしい場所です!
私が訪れたのは2015年の2月です。
ペルー「マチュピチュ」
マチュピチュ(世界遺産)
ペルー南部、クスコ県にあるインカ帝国の都市遺跡。標高約2400メートルにあり山裾からはその存在を確認できないことから“空中都市”とも呼ばれる遺跡。
▶︎アクセス:マチュピチュ遺跡への拠点となるのはクスコという町です。クスコからマチュピチュの麓にあるマチュピチュ村へ向かいます。クスコからはマチュピチュ村への行き方は色々とありますが、代表的なのを言うとお金を払って列車の楽々コースか、節約乗り合いタクシー+徒歩のスペシャルハードコースのどちらかでしょう。
▶︎なぜ上級?まず拠点となる町クスコの標高が約3400メートルでかなり高いです。飛行機でクスコへ行かれる場合は特に高山病に注意が必要です。乗り合いタクシーを選択された場合は、さらに標高の高い山を越えて向かうことになるのでもっとハードになります。私は高山病にならないタイプなのでそこは大丈夫でしたが、ハードコースはチュピチュ村まで歩く距離も長いですし、私はさらにマチュピチュ村からマチュピチュ遺跡まで歩いて行ったので、かなりハードでした。ワイナピチュやマチュピチュ山に登られる方は、標高の高い場所での登山となるのでさらにハードかと思います!
▶︎感想:なぜこんな山奥にこんな場所が…マチュ・ピチュの遺跡が何のために作られたのか未だに多くの謎があるそうです。その不思議さが景色の素晴らしさを増幅するように感じます。私は知らずに登ってしまったマチュピチュ山の登山は、標高の高さゆえなかなかハードですが、マチュピチュを上から見下ろすと空中都市と言われる所以がなんとなくわかる気がするもう1つの絶景です。
私が訪れたのは2014年の1月です。
ボリビア「ウユニ塩湖」
ウユニ塩湖
ボリビアにある塩湖。乾季になると水分が無くなり、雪原のような一面真っ白な世界となる一方、雨季に入ると薄く冠水することがあり、この時は『天空の鏡』と称される巨大な鏡面が出現し、広大な空間で空と水面のシンメトリーを見ることができる。
▶︎アクセス:ウユニの町からジープをシェアするのが一般的。現地旅行会社で申し込みが可能です。ウユニまではフライトもありますが、首都ラパスからバスの方が経済的です。
▶︎なぜ上級?治安と標高です。ボリビアも様々な被害を聞いた場所ですのでより慎重に行動すべき場所だと思います。またウユニは標高が3600メートルを超えていますので、必要な方は高山病対策を。私は胃腸の機能が低下して1日寝込んだ記憶があります。
▶︎感想:もう説明の必要もないような絶景の王者と言っても過言ではない場所です。私が世界一周で1番行きたかった場所はここでした。ずっと憧れ続けたウユニ塩湖。本当に自分が今どこに立っているのかわからなくなるぐらい美しい場所でした。写真の100倍素敵な場所です!
私が訪れたのは2014年の1月です。
チリ「トーレス・デル・パイネ国立公園」
トーレス・デル・パイネ国立公園
チリの首都サンティアゴから約3,000キロ南にある国立公園。トレッキングをしながらパタゴニア独特の様々な風景を楽しむことができる。
▶︎アクセス:プエルト・ナタレスという町が拠点の町。そこから国立公園行きのバスが出ていて所要時間は約2時間半。
▶︎なぜ上級?まずこの公園の拠点となるプエルト・ナタレスまでが長旅だと思います。距離は考慮しないとは言いましたが、なかなかの道のりだと思います。ここは楽しみ方が色々とあるので、例えば国立公園内の見所をバスで巡るバスツアーとかだったら体力的になんの問題もありませんが、私はさまざまなキャンプ道具を背負って2泊3日のトレッキングをしたのでかなりキツかったです。日帰りコースでも8時間とか歩くので、ここは体力勝負です!
▶︎感想:私はトレッキング初心者なので2泊3日の予定で挑みました。1日中ずっと歩いて私にとってはかなりきつかったのですが、それを癒してくれたのは絶景×絶景×絶景です。歩くごとに見える景色が変わり、またその先に姿を現す絶景に何度も心を奪われました。特に1枚目の写真、トーレス・デル・パイネの迫力、世が明けて少しずつその姿が朝日に照らされて見えていく時間は、寒さに凍えながら待った甲斐があったと思うぐらい格好良かったです!
私が訪れたのは2014年2月です。
アルゼンチン「フィッツロイ」
フィッツロイ(世界遺産)
アルゼンチン南部のパタゴニア地方、アンデス山脈にある山。標高3375メートル。 世界遺産に登録されたロス・グラシアレス国立公園の一部。アウトドアブランドパタゴニアのロゴのモチーフとなったと言われる場所。
▶︎アクセス:拠点となるのはエル・チャルテンという町です。そこからもフィッツロイのかっこいい姿を見ることもできます。トレッキングのスタート地点までも歩いていけます。
▶︎なぜ上級?1枚目の写真、フィッツロイとロス・トレス湖の素晴らしいコラボを見るにはなかなかハードなトレッキングをすることになります。私はそこまで約3時間半、ラストの1時間はずっとなかなかの傾斜の上り坂になります。復路は3時間程度で合計6時間半のトレッキングでした。
▶︎感想:フィッツロイは本当に最高にかっこよかったです!フィッツロイの山々、そして手前の信じられない色を放つオアシス、ロス・トレス湖。ポストカードのような景色に疲れも一気に吹き飛びます。こんなに汗だくになってきつい道のりを歩いてきたのはこの景色を見るためだったのかと思うと全てが帳消しになるような、それほどインパクトのある景色でした!朝日に染まるフィッツロイも美しくて必見です!
私が訪れたのは2014年2月です。
いかがでしたでしょうか?
これが”世界の絶景”テーマのラスト記事です。これまでお付き合いいただきありがとうございました!まだ構想中ですが、また違った切り口で世界の色々な場所をご紹介できたらと思っておりますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです(≧∀≦)
このテーマを書いてみて、私がこれらの絶景に訪れたのはもう2〜3年前なんだなとしみじみしてしまいました。
早くまた旅に出たい!!絶景を求めて!!
そう思わせてくれたテーマでした。ありがとうございました♡
※アクセスはすべて私が経験した、もしくは一般的な行き方でその他のアクセス方法がないというわけではありません!
※私が訪れた時からアクセス方法が変わっていることも十分にあり得ますので、必ず最新情報を確認して訪れてくださいね!
コメントを残す