※この記事の更新情報:入国審査のカウンターに関して追記しました。(2018年12月)
インド旅行を決めたもののいざその日を迎えるとなると、急に色々なことが不安になったりするものです。
私も初めての時は緊張と不安で胸がいっぱいでした。もちろんそれと同じぐらいドキドキとワクワクもいっぱいでしたが(*^_^*)
そんな経験から、今日は少しでも不安のない状態でインドへ来れるようにとの願いを込めて、日本を出発した多くの旅行者が最初に降り立つインドの玄関口、首都デリーのインディラ・ガンディー国際空港(DEL)での入国審査から空港内の施設案内、空港ですべきことなどをまとめたいと思います。
目次
インド入国の流れ
入国審査のビザ別カウンター
到着するとまず待ち受けているのは“入国審査”です。
英語でなにか聞かれたらどうしよう?
無事入国できるかな?
どこの国へ入国するとしてもなぜか緊張するこの瞬間。インドはその滞在期間に関わらず入国の際には必ずビザが必要となるので、ちゃんとビザが受理されて入国できるのかいつも以上に緊張するかもしれません。が、他の国と比べて特別なことがあるわけでなないですし、入国審査は意外とスムーズに完了しますので心配いりません。
インドビザに関する記事はこちらから↓
国際線はインディラ・ガンディー国際空港のターミナル3に到着します。このエスカレーターを降りると入国審査カウンターが並んでいます。
入国審査のカウンターはインド人と外国人に分かれていて、その中でも外国人は取得しているビザによってカウンターが分かれます。
左側はインド人のカウンター、外国人はビザの種類に関係なく右のカウンターへお進みください。中で自分が取得したビザ、またはこれからするアライバルビザのカウンターの列に並んでください。
入国審査に必要なもの
①パスポート
②ビザ
③入国カード
以上3点です。
「観光ビザ」を取得された方はビザはパスポートに貼られていますので問題ないです。「eツーリストビザ」を取得された方はプリントアウトしたETAを準備しましょう。空港で「アライバルビザ」を取得される方は申請用紙を準備しましょう。
それぞれのビザに関する記事はこちらから↓
入国カードの書き方
入国カードは飛行機の中で配布されますので、機内で記入を済ませましょう。ただし、LCCの一部の航空会社では機内配布がされませんので、その場合は空港到着後、入国審査へ進む前に入手して記入しましょう。
エスカレーターを降りて右手にいくつか入国カードを記入するカウンターがあります。
▼入国カードの記入例
1、名前(名前と苗字の間は1マス空けましょう)
2、誕生日(日/月/年の順です)
3、パスポート番号
4、飛行機の便名(チケットの半券などを確認しましょう)
5、到着日(日/月/年の順です)
6、過去6日間に訪れた国
7、インドでの滞在先(滞在ホテルの住所で大丈夫です)
8、インドでの電話番号(滞在ホテルの電話番号で大丈夫です)
最後にパスポートと同じサインを左下の枠に書き込んで終了です!
荷物の受け取り
入国審査が完了してパスポートにスタンプを押されたら次は荷物の受け取りです。入国審査のカウンターを抜けると両脇に免税店が並び、そこを通り過ぎると荷物のターンテーブルがあります。
掲示板で自分の便の荷物が何番のターンテーブルから出てくるのかを確認して荷物を受け取りましょう。
もしも自分の荷物が出てこなかった時は、荷物の半券を持って手荷物問い合わせカウンター(Baggage Enquiry)で手続きをしましょう。
荷物を無事受け取ったら到着ロビーへと進みましょう!
※荷物のターンテーブルがあるフロアに両替カウンターが数カ所ありますが、到着ロビーにも両替カウンターはあります。未確認ですが、一般的に到着ロビーに出てからの両替の方がレートがいいような気がします。
到着ロビーの施設と空港内でしておくべきこと
入国審査を終えて、荷物を受け取ったらみなさんは矢印のところから出てきます。
目の前にお客様を迎えにきた濃い顔のインド人がずらりと並んでいるのを見て圧倒されるかもしれませんが、その濃い顔にもすぐに慣れますので安心してください。
インドの空港は基本的には再入場不可です。100Rs(約160円)を支払って入場することは可能ではありますが(お出迎えなど)、何らかの理由で入場自体が不可な日がありますし、空港到着時の大きな荷物を持っての入場は許可されない可能性が高いので、基本的には再入場できないという前提でやるべきことをすべてやりきった状態で到着ロビーを出るようにしてください。
ちなみにフリーWi-Fiもありません。
※正確に言うとありますが接続にはインドの電話番号が必要です。必要な情報はスクショを取る、などオフラインでも見れる状態にしておくことをオススメします!
それでは、デリー、インディラ・ガンディー国際空港(DEL)、国際線が到着するターミナル3の到着ロビーにある施設と共に空港を出る前にすべきことについて書きたいと思います。
空港内で必ずすべきこと
①お手洗い
インドは日本のようにいつでもどこでも清潔なトイレがある国ではありません。まずは空港を出る前に比較的キレイな空港のトイレで用を済ませた方がいいです。
②両替、もしくはATMキャッシング
ホテルのピックアップをお願いしている方は市内やホテルまでの移動費がその場ではかからないので、空港内で購入したいものがなければ両替もATMの利用も最悪ホテルに着いてからでも問題ないのかなと思いますが、現地通貨を1ルピーも持っていない状態はなんだか不安ですよね。先ほども書いた通り、空港内は両替レートがよくないので多くをする必要はありませんが、少しは替えておきましょう。
【両替カウンター】
先ほども書いた通り両替カウンターは到着ロビーにもあります。空港は一般的にレートがよくないので多額の両替は避け、とりあえず必要そうな分だけ両替をして残りは町の両替屋さんですることをオススメします。
【ATM】
ATMも到着ロビー内にいくつかありますので、両替ではなくATMでキャッシングをされる方はご利用ください。
空港内で必要に応じてすべきこと
①SIMを購入する
携帯電話のキャリアはインドにも数社ありますがターミナル3にあるのは“airtel”という会社だけです。おそらくこの会社がインド最大手なので問題ないかと思います。
購入できるSIMは、
・インド国内通話→無制限
・国際電話→20分間
・データ通信→1.4GB/日
・SIMの有効期間→30日間
この条件のもので999Rs(約1600円)です。
どこの国の空港にもツーリストSIMと呼ばれる短期滞在の旅行者用に作られたセットプランがありますが、街中の携帯電話会社などで購入するよりもかなり高めの料金設定になっています。が、インドのSIMは入れたらすぐに使えるわけではなく、数時間後に電話をかけてアクティベートをしなければいけず少しややこしいです。観光客に慣れていない、もしくは英語が通じないところでSIMを購入されるのは少しハードルが高いかもしれませんので、慣れない方はこちらで購入されるのがスムーズです。
インド到着後すぐにインターネットを利用したい!インターネットがすぐに利用できないのは不安!という方は、ポケットWi-Fiよりも断然安く、空港でツーリスト向けのSIMカードを購入するのとほとんど変わらない料金で購入できる『アジア周遊 プリペイド SIMカード Sim2Fly』の購入をオススメします。このSIMカードを利用すればインド到着時からインターネットが利用できます。
②飲み物やスナックを購入する
飲み物やスナックなどちょっとしたものが買えます。到着ロビー外にもお水やジュースなどの飲み物やカフェスタンドがありますので必ずしも空港内で購入する必要はないです。が、インドは24時間いつでも買いたいものが手に入るという便利な環境ではないです。夜遅くの到着ですと、ホテル周辺で飲み物などを購入するのが不可能という場合もあります。ホテルで購入できれば問題ないのですが、それはホテル次第だと思いますので、ご自身でご確認の上必要な方は空港内もしくは空港を出てすぐのところで購入された方がいいかもしれません。
③食事をする/購入する
空港内のカフェやフードコートの営業時間は未確認ですが、食事も飲み物と同様、インドは日本のように24時間営業のレストランがあっていつでも食事を摂れるという環境ではないです。もしも夜遅い到着で空腹の場合はなにか空港で購入する、もしくは食事をされてから出られた方がいいかもしれません。
④空港ラウンジで休憩をする
インディラ・ガンディー国際空港(DEL)のターミナル3到着ロビーにはプライオリティパス(世界1000か所以上の空港ラウンジを、航空会社や搭乗クラスを問わず無料で利用できるという夢のカード)で利用できる空港ラウンジがあります。
プライオリティパスの詳細こちらの記事から→美味しいインドカレーはここでも食べられる!デリー空港のプライオリティパスが使えるラウンジ!
宿泊がメインのラウンジですので、飲み物はお水かコーヒーか紅茶、食べ物はクッキーとサンドイッチしか提供されませんが、Wi-Fiが使えるので、市内に出る前に少し休憩したいという方はぜひこちらで。
▼デリー空港から市内への移動方法はこちらから
それではいよいよ到着ロビーを出て最初の目的地へと向かいましょう!いざインド旅のスタートです!!