“旅に出よう”
そう思い立ったものの、どこへ行ったらいいんだろう?
写真集で見るような、息を飲むような、心を鷲掴みにされるような、一生忘れられない、そんな景色が見たい方へ
私の経験が少しでも役立つ情報になると幸いです(≧∀≦)
世界一周に出る!そう決めたものの、私にはこれが見たい!というものはそれほど多くはなかったです。ただ単に世界の絶景を知らなかったのです。だから出発前は世界の絶景や世界遺産などをいっぱい調べました。そしていつもワクワクしていました。
私も絶対にそこに行ってやる!絶対この目で見てやる!
それが私の元気の素、働く活力、モチベーションになっていたのです。
同じようにこの記事が誰かのワクワクにつながったら嬉しいです。このテーマはその場所へ行くまでの難易度別に書いています。すべて私が実際に訪れた場所の中からセレクトをしています。よければすべてチェックしてみてくださいね!!
・移動手段はなるべく低予算なものを選択する
※”大変さ” の中には体力的なこと、例えばそれを見るまで1時間以上歩くとかそういったことは考慮しています。その他考慮したことは気候や標高です。同じく体力的なことに直結することです。言い出したらキリがないのですが、治安も少し考慮しています。
人によって感覚の違いがあるので、これはあくまでも私の感想からのチョイスとなりますが、日本からは遠いけどそこへ行くの自体はそんなに難易度が高くないのかも!という場所だったり、難易度が高いかもしれないけどどうしてもここには行きたい!など、そんな場所を発見する場となったら嬉しいです(≧∀≦)
目次
絶景セレクト=中級編=
中国「九寨溝&黄龍」
九寨溝&黄龍(世界遺産)
『九寨溝』
中国の四川省最北部に位置する景勝地で、正式名称は『九寨溝国家級風景名勝区』という。1992年に世界自然遺産に登録。約720㎢の広さに100を超える湖や湿地、滝などが点在し、透明度の高い水面に映し出される周囲の風景の美しさが魅力。
▶︎アクセス:成都からバスで所要時間約9時間。
『黄龍』
正式名称は「黄龍国家級風景名勝区」といい、1992年に九寨溝と同時に世界自然遺産に登録された広さ600㎡の景勝地。標高3000mを超える高地にあり、豊かな緑と湿原の景色が見られる。大量の石灰石を含む地下水が造り出す棚田のような池が見どころ。
▶︎アクセス:九寨溝のバスターミナルからバスで所要時間約3時間半。人数次第でシェアカーという手段もありです。宿泊ホテルなどで確認してみてもいいかもしれません。
※途中標高4000メートルぐらいの山を越えるので心配な方は高山病対策を!
▶︎なぜ中級?成都から九寨溝へ向かう道中はかなりの田舎道で休憩場所のお手洗いがニーハオトイレ(※1)だったこと。もう1つは標高が高いので人によっては高山病対策が必要です。成都や九寨溝でバスチケットを購入することはそれほどハードルは高くないと思うのでぜひチャレンジしてほしいです!
▶︎感想:各1日ずつ必要ですがここはぜひ両方セットで行っていただきたいです!寒々しい写真をご覧いただくとわかると思うのですが、私は5月上旬の完全なオフシーズンに行ってしまい、黄龍は雪が降っていました。それでもかなり美しい景色が見られたので、ベストシーズンはもっと美しいんだろうと思います!ベストシーズンは6〜10月だそうです。標高が高いので夏に行くと涼しくていいかもしれません。どちらも世界遺産だけあって敷地内はかなりキレイに整備されていて、お手洗いもすべて快適でした。
※1→中国のニーハオトイレとは、個室の壁がしゃがんだ時に首の高さぐらいまでしかなく、お隣さんの顔が見える状態のトイレ。水洗トイレではないので汚物は左から右、もしくは前から後ろと、掘られている溝を流れていくシステムなので、そういうことです。
※私が訪れたのは2014年5月です。
ヨルダン「ペトラ遺跡」
ペトラ遺跡(世界遺産)
死海とアカバ湾の間にある渓谷にあるヨルダンの遺跡。
▶︎アクセス:首都アンマンからペトラ遺跡の拠点の町となるワディ・ムーサまでミニバスで所要時間約3時間半。
▶︎なぜ中級?ヨルダンは主にイスラム教を信仰している国なので女性はセクハラに注意が必要なこと。もう1つはペトラまでの交通手段となるバスが満席になるまで出発しないバスだったので、出発時間が決まっていて事前にチケットを購入するようなバスよりは少しハードルが高いことです。
▶︎感想:ペトラ遺跡は全然遺跡好きではない私の心を奪った遺跡です。入場券は2日券を買って朝から夕方までずっと遺跡の中にいたぐらいです。ペトラはギリシャ語で崖という意味のようです。まさに、スケールの大きな崖。大きな岩と岩の裂け目のような道も壮大ですごかったですし、岩の中に存在する遺跡も素晴らしいです。見所だらけで、本当にオススメの場所です!
私が訪れたのは2014年11月です。
モロッコ「サハラ砂漠」
サハラ砂漠
アフリカ大陸北部にある世界最大の砂漠。アフリカ大陸の3分の1近くを占める。アメリカ合衆国とほぼ同じ面積の砂漠。
▶︎アクセス:サハラ砂漠ツアーの拠点となる”メルズーガ”まで”マラケシュ”からバスで所要時間約12時間、”フェズ”から約9時間。砂漠ツアーはメルズーガで申し込めるが、各町からも砂漠ツアーが組まれている。
▶︎なぜ中級?移動の大変さです。おそらく日本からだとマラケシュ空港が玄関口になるのが一般的だと思いますが、マラケシュ→メルズーガ間はゲロゲロロードと呼ばれるほど山道を延々と走るので、車酔いをする人は対策が必要です。各都市間も区間によってはバスがオンボロで少し難易度が高いかなという感じです。そしてモロッコもイスラム教の国なので女子はセクハラの注意が必要な国ですよ!
▶︎感想:壮大でした。その一言です。どこまでもどこまでも砂漠が広がっているだけで、感動したのを覚えています。私は運が悪く夜は嵐になってしまい楽しみにしていた砂漠の星空は見れなかったのですが、それでもラクダの上から見たどこまでも広がる砂漠は絶景でした!
私が訪れたのは2014年9月です。
コロンビア「サン・アンドレス島」
サン・アンドレス島
カリブ海にあるコロンビア領の島。本土よりかなり北西にあり、真西はニカラグアと半ば中米と呼んでもいいぐらいの場所にある島。
▶︎アクセス:首都ボゴタや第二の都市メデジンから国内線が一般的。いずれも直行便で所用約2時間。
▶︎なぜ中級?“南米”ということが1番大きな理由です。ここへのアクセス自体は国内線を使うので移動に関してはそれほど問題ないかと思いますが、治安面で南米はやはりアジアを旅するような感覚では行けないところです。これ以降の南米の絶景スポットも中級以上にしている理由の1つに同じことが言えます。
▶︎感想:この島は私がこれまで見た海の中で間違いなくベスト3に入るぐらいキレイな海でした。さすがカリブ海!わざわざというのはかなり長い旅路になりますが、コロンビアまで行かれたらぜひ訪れてみてください。Viva ColombiaというLCCの航空会社があるので、時期によりますが首都ボゴタやメデジンから往復1万円以内でも行けちゃいます。本土北部のカルタヘナやサンタ・マルタもキレイですが、島は別格です。サン・アンドレス島からさらに小さな島へ行く島ツアーもオススメです!
私が訪れたのは2016年2月です。
チリ「アタカマ砂漠の星空」
アタカマ砂漠
チリのアンデス山脈と太平洋の間にある砂漠。拠点となる町、サン・ペドロ・デ・アタカマ周辺は1年を通してほとんど雨が降らない砂漠地帯にあり天体観測に最適な場所なので、アタカマ砂漠には世界各国の天文台がたくさんあるらしい。
▶︎アクセス:首都サンティアゴから拠点となるサン・ペドロ・デ・アタカマまではバスで所要時間22〜23時間!南米っぽいですねw
▶︎なぜ中級?拠点となるサン・ペドロ・デ・アタカマへのアクセスは首都サンティアゴからでも1日がかりですし、ボリビアから南下してくるというパターンもありますが、ここも1日では行けないほどの道のりです。チリはバスのクオリティが高いのでその点は問題ないかと思いますが、南米の移動では当たり前の丸一日バスも最初は少しきついのかなと思います。頑張ってください!
▶︎感想:今のところ私の中では世界一の星空でした。満天の星空のお手本のような、地平線まで空一面に広がる星は本当にキレイで素晴らしく、忘れられない絶景です。拠点となるサン・ペドロ・デ・アタカマからは星空ツアーもありますが、私はレンタサイクルで行きました。かなり距離があるので辛かったですが(^◇^;) レンタカーという選択肢もありますし、オススメは思う存分いつまでも星空を見れるようにツアーで行かないことです!
私が訪れたのは2014年2月です。
チリ「イースター島」
イースター島(世界遺産)
チリの首都であるサンティアゴから西へ約3,700kmのところにある島。島全体が、ラパ・ヌイ国立公園としてチリ政府により国立公園に登録されている。
▶︎アクセス:首都サンティアゴからフライトで所要時間約5時間半。
▶︎感想:いつかはイースター島に…そう思っている方は多いのではないでしょうか。私もその1人でした。おかげで世界一周に南米に2度訪れたほどです!島中至るところにいるモアイ像に癒され、その圧倒的なスケールに感動した島でした。様々な表情をした個性的なモアイ像を見るのもすごく楽しめると思います。いつかはぜひ訪れていただきたい場所です!
私が訪れたのは2015年8月です。
アルゼンチン「ペリト・モレノ氷河」
ペリト・モレノ氷河
アルゼンチンの南部に存在する巨大氷河。氷河は湖の約250k㎡を覆っていて、一番氷の厚い場所で約700mもの厚さがあるらしい。
▶︎アクセス:拠点となる町エル・カラファテまで首都ブエノスアイレスから国内線で約3時間半。バスだと直行便はなくリオ・ガジェゴスという町で乗り換え、総所要時間は約40時間です。私の友達は挑戦していましたが、私は飛行機をオススメします。氷河へはエル・カラファテの旅行会社でツアーに申し込むのが一般的です。
▶︎感想:目の前に広がる巨大な氷の塊はまさに圧巻の一言でした。自然の力というかすごさを実感した場所です。時々大きな氷河の一部が音を立てて崩れる様子も、ど迫力で目が離せませんでした。またツアーでは氷河の上を実際にトレッキングすることもできます。広大な氷河をの上を歩くというすごい経験ができるのでるのでここもすごくオススメです!
私が訪れたのは2014年2月です。
モロッコのサハラ砂漠まで行ったなら「トドラ渓谷」
トドラ渓谷
小さな町だけど「ロッククライミングの聖地」とも呼ばれている素晴らしい渓谷
▶︎アクセス:サハラ砂漠の拠点となるメルズーガからティネリールという町までバスで所要時間約4時間半、そこから車で。
▶︎感想:まさに秘境。小さな小さな町だけど、渓谷の存在感が半端じゃないです。まさに大自然といった感じで、上流の方の川の水は飲めるほど澄んでいるそう。ものすごくのどかで、自然に囲まれてのびのびできる雰囲気がすごくよかったです。ここはすごく隠れ絶景な気がします。サハラ砂漠まで行ったらぜひ寄っていただきたいです!
私が訪れたのは2014年9月です。
いかがでしたでしょうか?
初級編からはいきなりハードルが上がってしまいましたか?絶景は苦労して苦労してたどり着いた先にあるものなのです!少し遠いところが多くて大変ですが、どれも見る価値が十分にあるものばかりだと思います!
※アクセスはすべて私が経験した、もしくは一般的な行き方でその他のアクセス方法がないというわけではありません!
※私が訪れた時からアクセス方法が変わっていることも十分にあり得ますので、必ず最新情報を確認して訪れてくださいね!
ハードル一気に上がり、やっぱりゆきちゃん凄いです。これ全部自分の足で行って自分の目で見たんだものね❗
みかこさん
やっぱりハードル上がりましたよね(^◇^;)全部自分の目で見たところです!
少しハードルが高いかもしれませんが、全然すごくないです!みかこさんも行けます!!
何ヶ月か掛かって 読みながらゆきんこさんと同じ目線で回った世界をも1度回ってる気分!
これだけ整理して文章にするの大変だったろうなぁーって改めて思ってますが楽しませてもらってます♡
かすみさん
そんな風に見てくださってなんだか嬉しいです!
私も今までほとんど見ることがなかった自分の世界一周ブログを振り返ったり、自分の旅をもう1度振り返ったりで、いい機会でした!
そしてこちらのブログの記事、すごく大変ですー。今までいかに好き勝手書いてきたかということを思い知らされています( ̄▽ ̄;)
でも、内容も書くスピードもこれからどんどん改善していけたらなと思います!これからもよろしくお願いします♡